コラム

帆布カバンとファッションと私

その3

その3

リバーシブルショルダー 10号帆布 柿渋染め鉄媒染

 

帆布カバンというと、

カジュアルでスポーティなカバンをイメージする方が多いのではないでしょうか。

 

柿渋染め帆布となるとイメージというより、

実物を見たことがない方もいらっしゃるかもしれません。

 

柿渋染め帆布カバンは、

軽くて丈夫なだけでなく、自然環境への負荷が非常に低い一方で

天然素材であるがゆえに均質性を求めることができません。

 

大量生産することができない素材の特性を生かして、

今まで画一的な帆布カバンに興味を持てなかった方の心に届く

新しい帆布カバンを日々模索しています。

それは、

長年、帆布カバン職人として働きながらも

自分の求めるデザインのカバンにめぐり合えなかった

私自身への挑戦でもあります。

 

私の「欲しかったカバン」が

より多くの方に共感して頂けますように。

 

Solid&Strongな毎日を

その2

帆布カバン

 

定番の素材で使いやすいカバンを作ろうとすると、

どうしてもオーソドックスないわゆる帆布カバンになってしまいます。

 

なかなか自分が使いたい帆布カバンに出会えなかった私は

「よく見ると見たことのない」こだわりの帆布カバン

「見るからに見たことのない」新鮮な帆布カバン

この2本立てをデザインの基本にしています。

 

細部までこだわった作り方・仕様で、

ファッションに溶け込む

シンプルな様式美を持ったカバン。

 

一方では、帆布の特性を生かして、

素材の持つ柔らかさや

そこから生まれる陰影を

装飾的なアプローチに落とし込んだ

主張ある新鮮なカバン。

 

どちらも、今までの帆布カバンの概念を覆す機能美を追求しています。

 

 Solid&Strongな毎日を

その1

その1

長いこと帆布カバン職人として仕事をしてきた。

たくさんの帆布カバンを作ってきた。

20年以上帆布カバンを作り続けてきたが、

独立以前に自分のために作ったカバンは今も手元に残っている一つだけだ。

 

作りたい物と売れる物の違い。

早くたくさん作ることは本当に重要なのか。

職人がデザインすることの意味。

その先に本当に私が「作りたい」「使いたい」帆布カバンがあるはずだ。

 

世界から求められるニュースタンダードを踏まえ、

日本の風土に合う伝統の技術、製法を用いた

既成概念に囚われない独自スタイルの帆布カバン。

 

求めるのは、そんなカバンです。

 

 Solid&Strongな毎日を

 

1